娘が生まれたばかりのとき、初めての育児で娘にどんな声かけをすればいいのか分からずにいました。

とりあえず、生まれた世界がどんなのかを見せてあげたいなぁと、生後1ヶ月から朝の散歩をするようになったんです。

毎日同じ時間に同じ道を歩いても、天気によって感じる色が変わるんですよね。

だから晴れの日も曇りの日も雨の日も、毎朝散歩へ行っていました。(友達に言ったら笑われましたがw)

散歩に出ると自然と娘にかける言葉が見つかります。

「今日の空は青いよー。白い雲もあるね!」
「雨の日はいつもより暗いねー」
「この緑のが葉っぱやで。こっちには赤い葉っぱもあるよ!」

カラーコーディネーターなので、色きっかけが多い!
でも、気づいたんです。

色を教えてあげようと思うと、自然に他の言葉も教えてあげられるんです!

さっきの言葉がけでも空とか雲とか葉っぱとか、色以外の言葉が必ず出てくる。

それだけじゃなくて、オレンジのコスモスを見つけて「今日食べたミカンと同じ色やね」とか、黄色いタンポポを見て「元気な感じがするね」という風に、色から物や感情を連想すると、かける言葉がどんどん湧き出てきます。

私は、人と人が思っていることを伝えるためには言葉はすごく大切で、
色んな言葉を知っている方が自分の思いを相手に伝えやすいと思っています。

娘にも言葉をたくさん知って欲しい。
だから、色んな言葉をかけてあげたいんです。

そのために色がとっても役立つことを子育てをして実感しました。

娘が話すようになるまでは私が声をかけるばかりだったけど、最近は親子で会話を楽しみながら散歩ができるようになりました。

私が色々と声かけをしたからなのかは分からないけど、娘と話した人からは「言葉をよく知っている子やねー」と驚かれることも。

最近は桜を見にたくさん出かけました!
満開のときもキレイだし、花びらが散って桜のじゅうたんの上を歩くのも楽しかったー。

娘と同じ色を見て「キレイやなぁ」「優しい気持ちになるなぁ」なんて言いながら喜び合えることが嬉しくて、胸がポカポカあったかくなります。

赤ちゃんにどんな声かけをすればいいのか迷ったら、散歩に出かけて色をきっかけに声かけをしてあげてくださいね!
ママの言葉はちゃんと赤ちゃんに届きますよ。